パーキンソン病薬物治療における薬剤師の役割は、薬物治療を最大限に発揮する為の患者への服薬指導、副作用・相互作用のチェック等であるが、病態に関することや食事・運動等について相談を受ける場面が多い。薬物治療において薬剤師が関与できることを更に検討し、パーキンソン病症状日誌の作成を考えた。
また、パーキンソン病薬物治療において基本的な治療薬であるレボドパ製剤は、長期投与に伴うwearing-off現象、on-off現象などの出現、不随意運動、吸収遅延が生じることが明らかになっている。今回、長期に渡るパーキンソン病患者の治療において、症状日誌をもとにレボドパ製剤の吸収遅延の改善についても検討した。
患者アンケートの結果から、症状日誌を用いることで薬剤師、医師と会話がしやすくなったとの意見が多く得られた。
また、動きにくい時間の把握、薬の規則正しい服用の必要性等の理解に繋がったとの意見も得られた。
今回、5段階評価で動きの状態を評価したが、5段階の評価がよいという意見が多く、毎月1回の記載が妥当であった。また、今回作成した症状日誌に加えるとよい内容として、運動(リハビリ)を行った時間・内容、副作用の有無等の意見があったため、相談したいこと等を自由に記載できるメモ欄を新たに追加する必要があると考えられた。また、レボドパ製剤の吸収遅延の改善においては、レボドパ製剤の食後服用から食前服用に変更を提案したことで吸収遅延の改善が見られた。
以上のことから、吸収遅延が予測される例において、レボドパ製剤の食前服用を医師に提案していくためのツールとしても症状日誌を活用していきたい。
パーキンソン病薬物治療における薬剤師の役割は、薬物治療を最大限に発揮する為の患者への服薬指導、副作用・相互作用のチェック等であるが、病態に関することや食事・運動等について相談を受ける場面が多い。
薬物治療において薬剤師が関与できることを更に検討し、パーキンソン病症状日誌の作成を考えた。
また、パーキンソン病薬物治療において基本的な治療薬であるレボドパ製剤は、長期投与に伴うwearing-off現象、on-off現象などの出現、不随意運動、吸収遅延が生じることが明らかになっている。
今回、長期に渡るパーキンソン病患者の治療において、症状日誌をもとにレボドパ製剤の吸収遅延の改善についても検討した。
患者アンケートの結果から、症状日誌を用いることで薬剤師、医師と会話がしやすくなったとの意見が多く得られた。
また、動きにくい時間の把握、薬の規則正しい服用の必要性等の理解に繋がったとの意見も得られた。
今回、5段階評価で動きの状態を評価したが、5段階の評価がよいという意見が多く、毎月1回の記載が妥当であった。また、今回作成した症状日誌に加えるとよい内容として、運動(リハビリ)を行った時間・内容、副作用の有無等の意見があったため、相談したいこと等を自由に記載できるメモ欄を新たに追加する必要があると考えられた。また、レボドパ製剤の吸収遅延の改善においては、レボドパ製剤の食後服用から食前服用に変更を提案したことで吸収遅延の改善が見られた。
以上のことから、吸収遅延が予測される例において、レボドパ製剤の食前服用を医師に提案していくためのツールとしても症状日誌を活用していきたい。